7月の参加賞のプロモは(これまでの傾向を考慮するとおそらく8月以降も)コンビカードだ.
今回はそれらについてざっくりと解説しておこうと思う.
0-1.そもそもコンビカードとは何か?
コンビカードはキャラとして出すときに自分でキャラ名を選択するカードである.
例えば
日向&影山の場合は「日向翔陽」か「影山飛雄」のどちらかに指定する.
どのキャラ名が使えるかはカードのテキストを参考にしよう.
カード名を選ぶ効果以外は他のカードと同じように考えて良いが,手札やガッツ,ドロップエリア等キャラとして扱われていないときは元の「○○&××」のような名前のカードになっていることに注意しよう.
また,コンビカードの他に出すときに名前が変わる効果は
勇者ヒナタや
烏野高校排球部等がある.これらのカードも似たような注意点がある.
0-2.コンビカードの利点と欠点
矛盾しているかもしれないがコンビカードは初心者向けかつテクニカルなカードである.
初心者向けの利点は手札事故防止である.手札に同じ名前のキャラが重複してラリーが続かない場合が多い時に2~3枚コンビカードと差し替えるとそのような事故の確率を減らすことができる.
テクニカルな利点は1枚のカードで複数の所属を持っている所である.具体的な使い方は割愛するが青城所属の影山や音駒所属の月島等が実現できるのでなにかと面白いことができたりできなかったりする.
欠点は先述の通りキャラ以外では元の名前のカードになるので名前を指定する効果,主にデッキやドロップから手札に加える効果等が使えない点. 他のカードにも言えるが実際にデッキを動かしてみて本当に使えるか確認しよう.
1.田中&西谷
運が良ければレシーブかアタックを+1できるカード.
デッキの上を見たり,
デッキの上にカードを置く効果のカードを使えば効果を確実に使うことができる.
2. 縁下&木下&成田
他のプロモと異なりコンビカード以外の能力が無いが, 普通の能力なしカード並の数値を持つので持てあますことは少ない.手札や, ドロップエリアのキャラの種類を増やしたいときに有用.
3.金田一&国見
相手の手札が少ないとアタック+1.
これまでの同様効果と比べると条件が緩い.
手札を直接減らすカードや
初詣と組み合わせても面白い.
4.夜久&灰場
手札入れ替え効果.どのエリアに置いても発動する上,カードを引いてからドロップに置くので小回りが利く.
傘デッキのリエーフ枠にも良さそう.
5. 作並&黄金川
ドロップのカードを増やしつつレシーブ5かブロック4になる. 伊達工はドロップのカードが増えると強くなるカードが多いが, レシーブ特化でも
そのような効果が使いやすくなるのは便利.
まとめ
今回の参加賞はコンビカードという点も相まって小回りが利く効果になっている. すごく強いというわけでもないが調整用に2~3枚用意しておいて損は無いだろう.