2017年5月1日月曜日

5月プロモ赤葦解説


五月からのショップ優勝賞品は赤葦である.
今回の賞品カードも初心者にも使いやすい上, 上級者が使っても強くなりすぎ難い絶妙なバランスと言える.今回は, これまでの梟谷の傾向をおさらいしつつ 賞品の赤葦の強さを確認したいと思う.

これまでの梟谷

梟谷デッキの動きは6~8弾と9~11弾で大きく異なるが木兎を使いこなして攻撃力で勝つという点では同じである.デッキを動かすのは難しい部類ではないが少しトリッキーな効果があるので始めたての場合だと安定させにくいかもしれない.

スロースターター木兎(6~8弾)

序盤を木兎以外でアタックし, 中盤以降木兎の強力なアタックで攻める.
赤葦と木兎のレア度が高い上, 決定力のあるアタックを出せるまでに時間がかかる欠点が
ある.


クイックスターター木兎(9弾以降)


序盤から木兎を起点とした強力効果で押し切る.効果の発動条件は相手のアクションエリアのカードの枚数が1枚以下であることだが, 要するに相手より木兎の方がワザが多く決まっていれば調子が良くなるイメージだろう.
この効果は, ターンが経過するたびに条件を満たすのが難しくなる. 条件を満たしやすくするカードが集めにくいため構築の難度もそれなりにあるが, 逆にそれ以外のカードは揃えやすい.

赤葦解説

今回の赤葦の効果はちょうど中盤に差し掛かるあたりから発動する効果である. 3ガッツ目以降は相手のレシーブ力も急激に上がりがちなのでその能力を無効化する効果は攻撃のだめ押しに最適. 相手のアクションエリアのカード枚数の条件もないのでどのタイプの梟谷デッキにも投入可能.
効果はかなり強いが木兎を出すことが必要なので木兎を手札に加える効果を持つ赤葦とバランスを取らなければならない所や, 入れすぎると序盤の攻撃力が失われてしまう所に気をつけたい.


デッキ構築例

今回の赤葦は既存の梟谷デッキに組み込むだけで強さを発揮できるが, カードを集めやすく(肝心の賞品が手に入りにくい可能性もあるが), 安定したプレイができるデッキ例を新たに考えたものがこちら.

一部の木兎がレアバボ, それ以外はノーマルバボかスターターデッキのカードで構築されている. 木兎と赤葦は毎ターン手札に確保するために枚数が多く入れてあるが, 手札が偏るのを防ぐために「木兎&赤葦」のコンビカードで事故を予防している. 相手の場にアクションカードがあるときはなるべくそれを場から取り除くようにしよう.

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