2017年5月28日日曜日

6月プロモ二口解説

今週末から親善マッチの景品が二口に変わります.
今までとは違う強さを持ったカードだが効果が少し難しいので
どのように強いのかを説明したいと思う.


伊達工デッキの動き

伊達工と言えばブロックだが, 伊達工のデッキは単純なブロックデッキからさらに複雑な要素が加わっている.伊達工の動きの前にバボカにおけるブロックについて説明しておきたい.

単純なブロックデッキ

ブロックの利点は手札の消費が少ない所である.
(通常のレシーブがドロー1枚,キャラ3枚で2枚消費.通常のブロックは最小1枚.)
ブロック力が高いキャラや出した時に手札を増やせるキャラを相手の手札が無くなるまで出し続けるのが基本戦術で, たかが部活など強いアクションで決定的な攻撃をする.
デッキバランスは自由度が高いが, ブロックできない場合を踏まえてレシーブ要員とトス要員をそれぞれ8枚以上入れている場合が多い.また,ブロックで返されたターンはブロックできないので, トス要員にツーアタックなどブロック不可効果のあるカードも多く採用される.

伊達工のブロックデッキ

伊達工のデッキはブロックデッキの要素に加えて, ドロップエリアのキャラの枚数によって強くなるシステムがある. ドロップキャラ枚数の条件を満たすことでブロックの点数が高くなったり手札を増やす能力がついたりする. 
伊達工の場合はブロック不可の能力が使いにくい代わりにレシーブ時にも手札を増やして耐久することもできる.
アクションカードはトスキャラとアタックキャラをブロックに使えるガーッガンッ!!が強力, 青根・二口・黄金川が揃うと相手のレシーブポイントを7点以上要求する追加効果がありサポートと攻撃を兼ね備えている.


プロモ二口解説

テキストが複雑だが使う側にとって都合が良い部分のみ抜きだす.
・サーブ5
・デッキの上からカードを3枚ドロップに送る
・次のターン相手はトスエリアに手札からS(セッター)のカードを出せない
これまでドロップのカードを増やす二口はあったが,これまでで一番サーブの強くドロップに送る枚数が多い.
トスエリアにSのカードを出せない効果は相手の攻撃力を下げる利点とブロック不可の効果を出させない利点がある. これは次のターンに簡単にブロックできる事につながる.
ドロップに送ったカードが二枚以上伊達工のキャラ以外のカードだった場合, ドロップの伊達工キャラも増えずセッターを置けない効果も発動しないのでそこだけは注意しよう.

デッキ構築例

今回もスーパーバボ以上なし, 最近の弾のみでの構築例を考えた.
序盤から点数が高いブロックが出しやすく手札増強効果も使いやすい.
プロモ二口と11弾R青根や小原で常に手札上の有利を保ちつづけよう.
11弾R青根は採用頻度が低いが, アタックに出した後ガーガンで二度使いした上で追加効果も使える利点がある.狙ってみよう.

2017年5月25日木曜日

大会行ってきました

プライベートで東京と福岡に行く用事があったので大会をみてきました

土曜のチェルモ(フリー1回)とカードキングダム
木曜のツタヤ次郎丸店で合計7戦3勝.

烏野デッキを仕上げたかった予定ですが結局仕上がらなかったので
一番デッキ回し慣れている青城条善寺で挑戦. 
ブロックデッキとか五色菅原とか自分でも動きが良く分かっていないデッキ相手への対応にミスが多かったのが率直な感想. あと対人感が全く無くなっていたのでぎこちなさすぎる部分が多かった.

やはり, 対面でカードをプレイするのは面白い.
ショップの情報とか細かい環境の情報が聞けるのは有意義だった.
東京は電車を使えば割と遠くまで行けるらしく, ノーマークだった店の大会に行けたので良かった. 良く見たらチェルモの大会で見た人もいたので東京の人は日常的に東奔西走しているのだろか.

赤葦効果だろうか, 新規のユーザーもいた.
運良くプレイもティーチングも慣れている人と当たっていたので良さそうな感じにプレイしているように見えた.
大会後もデッキ構築のアドバイスなどもしていた, あの人はいい人だ.
実際にそういう流れがあるんだったら, どうにかそういう流れを増えてくれると嬉しい.

スキマ時間を捻出しての移動は割としんどかったがそれ以上に楽しかった.



2017年5月1日月曜日

5月プロモ赤葦解説


五月からのショップ優勝賞品は赤葦である.
今回の賞品カードも初心者にも使いやすい上, 上級者が使っても強くなりすぎ難い絶妙なバランスと言える.今回は, これまでの梟谷の傾向をおさらいしつつ 賞品の赤葦の強さを確認したいと思う.

これまでの梟谷

梟谷デッキの動きは6~8弾と9~11弾で大きく異なるが木兎を使いこなして攻撃力で勝つという点では同じである.デッキを動かすのは難しい部類ではないが少しトリッキーな効果があるので始めたての場合だと安定させにくいかもしれない.

スロースターター木兎(6~8弾)

序盤を木兎以外でアタックし, 中盤以降木兎の強力なアタックで攻める.
赤葦と木兎のレア度が高い上, 決定力のあるアタックを出せるまでに時間がかかる欠点が
ある.


クイックスターター木兎(9弾以降)


序盤から木兎を起点とした強力効果で押し切る.効果の発動条件は相手のアクションエリアのカードの枚数が1枚以下であることだが, 要するに相手より木兎の方がワザが多く決まっていれば調子が良くなるイメージだろう.
この効果は, ターンが経過するたびに条件を満たすのが難しくなる. 条件を満たしやすくするカードが集めにくいため構築の難度もそれなりにあるが, 逆にそれ以外のカードは揃えやすい.

赤葦解説

今回の赤葦の効果はちょうど中盤に差し掛かるあたりから発動する効果である. 3ガッツ目以降は相手のレシーブ力も急激に上がりがちなのでその能力を無効化する効果は攻撃のだめ押しに最適. 相手のアクションエリアのカード枚数の条件もないのでどのタイプの梟谷デッキにも投入可能.
効果はかなり強いが木兎を出すことが必要なので木兎を手札に加える効果を持つ赤葦とバランスを取らなければならない所や, 入れすぎると序盤の攻撃力が失われてしまう所に気をつけたい.


デッキ構築例

今回の赤葦は既存の梟谷デッキに組み込むだけで強さを発揮できるが, カードを集めやすく(肝心の賞品が手に入りにくい可能性もあるが), 安定したプレイができるデッキ例を新たに考えたものがこちら.

一部の木兎がレアバボ, それ以外はノーマルバボかスターターデッキのカードで構築されている. 木兎と赤葦は毎ターン手札に確保するために枚数が多く入れてあるが, 手札が偏るのを防ぐために「木兎&赤葦」のコンビカードで事故を予防している. 相手の場にアクションカードがあるときはなるべくそれを場から取り除くようにしよう.