今までバボカが雑誌の付録になるのはVジャンプだけだったので(ちなみにVジャンプでも牛島&日向カードが封入中である)
天童覚本人の力,すごいなぁと強く感じる.
これをきっかけにバボカ未経験の天童覚ファンもバボカを始めたらとてもうれしいのだけれど,
残念なことに,現在手に入るカードではまだまだ白鳥沢でデッキを作るのは難しい...
だったら逆に
今まで出た高校に天童を出張させて自由に暴れまわってもらうようなデッキを
(天童を直接サポートするカードが出ていない)今のうちに考えて楽しもうと思う.
この記事は「天童覚のカードが出たのでバボカやってみよう」という人が今すぐにでも
バボカを始められるようになることを目的をしているので
コンセプトとなるGIGAプロモの天童覚の強さを解説してから,
段階別にデッキの作り方を紹介していく流れになっています.
0.GIGAプロモ天童の強さとは?
GIGA本誌では直感的な表現で天童の強さが書いてあるが,
バボカのルール上でどう強いのかは省かれてしまっているので先に詳しく説明する.
バボカについて基本的なことは公式サイトでまとめられていますが,(体験ゲームやルールのページ等)
ざっくばらんに説明すると,バボカは手札からカードを出すことで,ブロックやレシーブ→トス→アタックのようなボールのやり取りを行ってハイキューの人物たちの試合を楽しむことができるカードゲームです.
GIGA収録の天童も原作みたいなかなり面倒臭いブロックをしてくる部分を忠実に再現しています.
急にルールの込み入った部分から説明しだしてますが,よく分からなくてもなんとなく天童を再現してる感が伝わってくるんじゃないかと思います.
0-1.ブロック加算の強さ
ブロックでは各キャラを一枚ずつ合計3枚までブロックエリアに出すことができる.ブロック加算の効果は同じキャラが手札に偏ってしまったときや,キャラを3枚出してもブロックのポイントが足りないときに役に立つことができる.
手札の"天童覚"を捨てるという条件は厳し目だが,その分+3と他のカードより多めにプラスされている.
しかし,どちらかというと次で触れる追加効果の方が重要である.
0-2.レシーブ制限の強さ
GIGAプロモ天童のレシーブ制限効果は,次の相手のターンではレシーブが得意なキャラ(カード)にレシーブをさせない(レシーブエリアに置けない)ようにするという意味である,レシーブ用のカードはおおよそレシーブエリアに置かれた時にカードを引く等の効果を発動できるので,そのチャンスを失わせることは相手にとって大きな損である.
さらに,出せないレシーブ用カードの代わりに他のカードを消費させることにもつながる為,相手の手札のバランスが崩れて強いアタックを出すことができない状況にできる場合もある.
天童の効果は相手の手札が少ない時やレシーブ用のカードに偏っていそうな(?)タイミングで打つと強い.
0-3.天童覚で決めるためには
これまでの書き方だと天童覚が活躍するタイミングは限られる…と考える人もいるかもしれないが,これまで出たカードと組み合わせると状況を問わず勝ちを狙える強さにランクアップすることができる.いわゆるコンボ的なものである.
例えば,最強の防御で最強の攻撃 それがブロックのカードを追加で出して効果が発動するとレシーブが不得意なキャラでハイレベルなレシーブを要求している風になるので相手はとても対応しにくい.
このカードはアクションカードと言う名シーンを表している種類のカードで,デッキに入れる枚数が制限されている分その効果は強力である.
三弾のブースターパックに入っているので店頭での入手は難しいかもしれないが,カードを単体でやり取りしている場もあるのでどうにか入手してみよう.
1.スターターを改造しよう(簡単!!それなりに強い!!)
現在発売中のスターターデッキは,レシーブ・トス・アタック・ブロックのうち複数の部分のポイントが高いカードを多く入れた構築になっているためプレイがしやすい.
そう言った部分は初心者向けであると同時に,GIGA付録の天童覚とも相性が良い.
1.-1.スターターはなぜGIGAプロモ天童と相性が良いのか
前章で触れたアクションカード「最強の防御で最強の攻撃 それがブロック」の効果発動条件はブロックポイントの合計が10以上であることだが,アクションカードの効果と天童覚の効果が発動した場合のブロックポイントが8なので追加でブロックが2以上のキャラを出す必要がある.スターターデッキにはブロックが2以上あるカードが多く,天童覚や「~それがブロック」と入れ換えるだけで天童デッキとして成立させることができるだろう.
1.2実際にスターターと入れ替えるときのヒント
デッキを組む時は,レシーブ・トス・アタックそれぞれの役割のカードをバランス良く入れるようにするのが定石である.ここでは,元々スターターにあるカードをその3つに振り分けて,どれかの役割のカードが著しく少なくならないように特別枠(ブロック)の天童と入れ換えるのが良い.
また,デッキ中の他のカードの効果の対象になっているカードは抜かない方が望ましい.
戦う相手の戦略によって適したデッキのバランスは異なるため,どのカードと入れ替えるのかの正解は無い.
以上を踏まえて最新3つのスターターを天童を入れる前提で比較したいと思う.
烏野スターター(HVD3):条件なしブロック時ドローの東峰は小回りが利く.Vジャンプ付録で「日向&牛島」が出ており,10弾ブースターが烏野VS白鳥沢であると考えると,混合デッキの期待度が高い.
青城スターター(HVD4):レシーブ時にドローできるカードが多く,天童を手札に引き入れやすい
,岩泉の効果を使っておけば相手の手札にレシーブ要員が余りやすくなるので天童の効果と相性が良い.
音駒梟谷スターター(HVD5):ブロックポイントが高いキャラが多く,天童無しで「それがブロック」を発動させたりアタックポイントが12以上の超大型のアタックを返せたりできる.
2デッキを組んでみよう
スターターデッキや,スターターデッキベース天童デッキでバボカに慣れてきたら,
実際にオリジナリティあふれるデッキを作ってみたくなるだろう.
ここではブロックデッキと相性が良い能力やデッキの構築例を紹介したいと思う.
2.1天童覚と相性がいい能力
以下のような能力は天童覚やブロックデッキと相性が良い.
公式サイトにはカードの検索があるので使えそうなカードを調べてみよう.
相手にブロックされたら自分はブロックをすることができない.
相手もブロックをよくするデッキだった場合こちらがブロックできないターンが続くことがある.
このような状況を打破するために,ブロック不可の能力(ツーアタックもブロック不可能力)が役に立つ
・(デッキから)カードを引く
デッキからカードを引くのはレシーブ時のみである.
ブロックをしているとデッキからカードを引く機会が減るため,手札に天童を2枚キープするのが難しくなる.意識的にカードを引く効果を多く採用して手札に天童が2枚以上にしやすくしよう.
・~以上でレシーブ成功になる。
・レシーブポイントに-(マイナス)する
天童の効果が発動したときに同時にこの効果が同時に発動していると相手のレシーブ成功率が大きく減る.必殺技として是非用意しよう.
・ブロックエリアに移動する
「~それがブロック」を使う場合,手札の消費が多く,そもそも効果が発動できる手札に調整できない問題もある.
このとき,キャラをブロックエリアに移動させる効果を発動できればそのような消耗や事故を軽減することができる.
2.2構築例
青城型天童デッキ案
・上で触れた相性の良いカードをなるべく入れる
・天童以外のセットを取るパターンも意識してみる
・Sレア以上のカードをなるべく入れない(なるべく入手しやすそうな感じにする)
ことを意識して仮のデッキを作ってみる.
ガッツが少ない序盤はブロックとツーアタックで押し切って,
及川のサーブをアクションで強化しつつ手札の調整を行う.
中盤以降は天童と他のカードのコンボを狙う.
…みたいな感じで勝てたらよいなぁというデッキだ.
及川のサーブをもう少し強くしてみたり,防御をレシーブかブロックどちらかに特化させてみたり
改善点はまだかなり多くあるだろう.
特に国見とスターター花巻の枠はほかの何かに変えた方が強いだろう。
(コメントなどで私ならそうする!!という案を付けてもらえるととてもうれしいです)
伊達工デッキ
— バボカ-フジサンパーク非公認 (@not_fuji_paku) 2016年9月25日Twitterには伊達工に天童を入れたデッキで優勝する人もいた.
伊達工のカードは伊達工内の結びつきが強すぎるため,天童は入れにくいと予想していたが,
単純にブロックポイント的な意味で天童はよくなじんでいる上,
天童ゲスブロックが来る可能性を意識しながら伊達工のコンボに対応するのは非常に相手にしたくない.
3.困ったときは(とりあえず今すぐ天童デッキを作りたい場合)
手元にまとまったカードやスターターが無い,注文するまで時間が無い場合は
ブースターパックをまとまった量購入してアドリブでデッキを作るしかないだろう.
ブロックデッキにするなら伊達工のカードが入っている8弾と9弾がオススメ,
10弾で白鳥沢デッキにしたいなら牛島を狙える7弾と9弾がオススメ.
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